ホーム > 新建ブログ > 工事部 尾林

新建ブログ

工事部 尾林

ブロック上にコア削孔(^^)/

2018.03.07

こんにちは、

新建エクスプランニングの尾林です。

 

今回は既存のブロックの上に、新設でフェンスの柱を建て込むとき

「穴もないのにどうやって柱を埋め込んでいるの?」といった疑問にお答え致します(`・ω・´)ゞ

答えは簡単!

ブロックに穴を空けてしまえばいいのです(^^♪・・・それが、

IMG_9330

写真の「コアドリル削孔機」になります。

これをブロック天端の柱を建てたい場所にセットしてスイッチオン!

刃の部分をレバーで調整しながらゆっくりと降ろしていきます。

IMG_9325

IMG_9324

刃の脇から伸びてる管は水道に繋がるホース!

ここから刃の内側に水が入り、コンクリートと刃が擦れて生じる摩耗熱から刃を守っています。

粉塵も出ないので近隣にもご迷惑が掛かりません(^^♪

使用するフェンス柱の深さまで削孔!刃を引き抜くと・・

IMG_9329

丸くきれいに削られています(‘ω’)ノ

この筒状のコンクリートを引き抜くと~

IMG_9327

 

スポッとうまく抜けました(*^^)v

IMG_9326

穴が空いて柱が入るようになりました(*^^)v

ブロックの他にも

RC擁壁やタイル等にも対応可能です。

これ削孔機があれば、いろんなところに柱が建てられます(*^。^*)

コア削孔って何だろう?の疑問解決ですね(*’▽’)

工事部 尾林

玄関ポーチ白華除去

2018.02.28

こんにちは、

新建エクスプランニングの尾林です。

 

今回はタイル・石材関係の白華(別名エフロレッセンス)の除去を施工してきました。

玄関ポーチ周辺に石材を貼った翌日・・・

 

 

IMG_9232

IMG_9226

 

階段の蹴上部分の角周辺に白華現象が起きています(-_-;)

一回白華してしまうと拭いたり掃いたりでは取れないので

除去するのが大変なんです。

ちなみに白華現象とは、

モルタル(砂とセメントを水で混錬したもの)に含まれる水酸化カルシウムが

雨に打たれた石やレンガの目地やクラックなどから溶けてにじみ出し、

空気中の炭酸ガスに反応して炭酸カルシウムになってものが乾き

白く残ったのが白華になります。

原因となる水酸化カルシウムは化学式で Ca(OH)2 と書き、

炭酸カルシウムは化学式で CaCO3 と書きます。

この化学式は後で重要になりますので記載しました、

まず初めに、

IMG_9234

 

乾いた状態で表面上の白華している部分を固いナイロンブラシまたはステンレスブラシで擦っていきます。

スチールブラシで擦ってしまうと鉄が擦れて黒く変色してしまうのでNGです!

表面が落ちてきたら次の工程へ、

落ちなかった場合は濡らして擦り乾かしてから次の工程へ、

IMG_9224

 

IMG_9225

次の工程からは必ずゴム手袋着用で(できれば厚手のもの)

バケツに水を入れサンポールを希釈したもので白華場所に刷毛で塗っていきます。

配合割合は水10リットルに対し5~10%程度で希釈してください。

まず一度、必ず目立たない場所でテストをしたほうが良いです(; ・`д・´)

なぜなら酸が強かったりすると石材や目地が黄色く変色したり

痛めたりしますので注意してください。

 

一度痛んだら元には戻りません( ゚Д゚)!!

 

本当は塩酸が1番いいのですが、一般の方には危険すぎるので。

(今回は市販で簡単に購入できるもので施工してます。)

なぜサンポールや塩酸で落とせるのかが重要ポイントで

化学式で表すと

CaCO3(炭酸カルシウム)+2HCI(塩酸)→CaCI2(塩化カルシウム)+H2O+CO2となり

炭酸カルシウムに塩酸を加えると塩化カルシウムと水と二酸化炭素に綺麗に分解反応するんです(*^^*)!

ここまで完璧に分解される方式は他にありません!

この化学式を利用して白華を溶かし洗い流してしまえば白華は落ちるのです(‘ω’)ノ

では続きを

IMG_9235

IMG_9223

 

刷毛で塗ったときに泡がシュワシュワすれば反応して溶けてるので

すぐに洗わずに泡が消えるまで乾燥させます(‘ω’)

その後、

IMG_9236乾燥してきたところで、

IMG_9222大量の水とブラシで洗い残しがないように入念にゴシゴシと洗っていきます。

洗い残しがありますと、黄色く変色したり素材自体を痛めてしまいますので注意です(`・ω・´)ゞ

 

しっかり洗い流したら終わりになります。

こびりついていた白華も

IMG_9226

 

 

IMG_9229

このようにしっかりと落ちましたね(^^♪

玄関タイルや庭のタイルテラス、レンガなどに有効ですので是非ご活用ください。

 

尾林

現場レポート

玄関前、門袖施工の流れ!

2018.02.25

相模原市、八王子市、町田市を中心に外構工事・エクステリアの設計・施工の専門店

有限会社新建エクスプランニングの川端です。

 

今回は、家の顔となる門袖の施工の流れを書いてみました。

ただブロックを組積して作るのではなく、弊社ならではの

『お客様と一緒の物づくり』を実施しています。

 

① 先ずは門袖を作る場所をしっかり計測して位置を出します。20180206_102513

 

 

② こちらでは道路と平行になる基本の門袖を先行で進め、

サブ門袖を作り始める前に、後で設置する門扉の幅や高さを確認!

門袖の方向が左右違うため慎重に位置を計測しています(*^^*)

20180207_093730

 

 

③ 造作場所に丁張を掛けましたら、水糸に合わせてブロックを水平に丁寧に積み上げていきます。

門袖には、スリットやアクセントになる構造物もありますので確認しながらの作業です。20180208_091847

 

 

④ 門袖にあけたスリットの下にはレンガをアクセントに、アンティークな照明を設置します。

照明の大きさ、スリットのバランスはデザイン上重要となる部分です。20180212_094357

 

 

⑤ 門袖が3分の2程度積みあがりましたら、必ずお客様と立ち合いを行っています。

図面のイメージ、記載されている寸法通りで造ったのではバランス的に違和感が出ることがありますので

弊社では、この立合いを大切に考えています。20180210_154203

 

 

ポストの高さ、門袖の大きさを確認してもらい、しっかりとイメージして頂きました。

立ち合いを行うことで門周りだけではなく、ほかの部分の質問も出てきます

現場内全体を見て工事の進捗状況、仕上がりに納得していただくことは大切だと考えています。

20180210_154220

立ち合い時には、仕上がりイメージをマジックなどを使いブロックに印をつけます。

実際の構造物を見ながらイメージしていただきますので、納得のデザインに仕上がります。20180210_155323

 

 

⑥ ポストも立ち合いで、使い勝手とバランスを考えた高さに設置しました。

ブロックの加工も始まり形が見えてきます(*^^*)20180213_083438

 

 

⑦ 天端加工が完成したらレンガを仮置きして中途半端な加工はないか確認です。

笠は目立ちますので中途半端な加工は避けたいものです。20180213_120037

 

 

⑧ レンガ笠置きの完成です。!(^^)!

照明も納品されたのでスリットとのバランスを確認!20180215_100247

いい感じな加工に仕上がりになりました(*^^*)20180225_090610

 

 

⑨ 塗装材を塗る前に、ブロックの目地が表面に浮き出ないように下塗り塗装!

20180217_143749

 

 

⑩ 残すは仕上げの塗装のみとなりました。

20180223_14483720180223_144848

 

 

家の顔となる門周り!

ただ門を作るのではなく、全体のバランス・お客様目線・見た目のデザインに拘り作業をしています。

完成した門周り、施工例はホームページ施工例で紹介いたします。

 

庭づくり・庭あそび!
私達のアイデアで笑顔になれる庭づくり!
I dea(アイデア)beam(笑顔)garden(庭つくり)  アイビーガーデン 新建エクスプランニング

工事部 尾林

凍害で破損((+_+))

2018.02.19

こんにちは

新建エクスプランニング尾林です。

先日、

既存のブロック上にフェンスの柱を立てるため

削孔機で穴を空ける作業をして

その日は作業を終了し、

翌日にいざフェンス柱を立てようとしたときに( ゚Д゚)!!

 

IMG_9212

 

 

 

IMG_9214

 

ブロックが割れていたのです((+_+))

帰り際にブロックを洗ったときに穴の中に

残っていた水が凍結膨張を起こし

氷の圧力でブロックを内側から

割ってしまったのです(+o+)

もちろん破損したブロックは即解体し積直しの

対処はしましたが、

この現象が起きたのは自分の経験上では初めてで、

最近がいかに寒かったか思い知りました(一一”)

これからもまだまだ寒い季節が続くので

凍害に合わないように施工していきます!!

 

尾林

工事部 尾林

玄関前ポーチタイル貼り(^^)/

2018.02.11

こんにちは

新建エクスプランニング

工事部長 尾林です。

施工中の現場で既存の玄関ポーチのままだと高低差の関係で

道路に降りられないので階段を1段追加して解消するのですが、

道路まで奥行がなく更に下の写真のように斜めになってます。

IMG_9191

そこで今回は、特殊収まり時のタイル貼り施工編です(^^)/

上から見たときに平場の目地は問題なく合わせができますが。

斜めがある場合、

同じタイルでは立ち上がりの縦目地までは合わせられません!

なぜなら平場のタイルと、立ち上がりのタイル

平行距離と斜距離では同じ300角のタイルだと

寸法が変わります(;’∀’)

更に平場は目地優先の貼り方では、

縁取りができないのです(下写真階段部分が縁取り)

そこで!

IMG_9190

どうせ目地が合わないなら同じタイルを

砕いて乱貼り調にしてみました(#^^#)

これなら目地を気にせず貼れ、

更にアクセントにもなるし、おしゃれ感もUPです(^^♪

形にだけに捉われず、

臨機応変に対応できることも

現場の施工を楽しむ醍醐味です(*^^)v

 

尾林

 

1 80 81 82 83 84 85 86 87 88 102