新建ブログ
現場レポート
玄関前のレンガ積、スリット加工!
2017.10.08
相模原市、八王子市、町田市を中心に外構工事・エクステリアの設計施工専門店
(有)新建エクスプランニングの川端です。
こんにちは、今回は着工中の現場レポートです。
既存の外構を解体して使い勝手良く、レンガの門柱でお洒落にReガーデン!
今回はそのレンガスリット加工作業を書いてみました。
打ち合わせ時は3Dキャドや100分の1の図面を作成して完成をイメージしていただきますが、
イメージ図で感じ良くなっていても、実際の現場収まりがイマイチだと残念な外構になってしまいます。
工事が始まってからが本番です!
拘りの部分は現地にて、職人さんと収まりを確認しながら進めています。
今回はレンガのスリット加工です。
先ずはべニアを利用してスリットを原寸大の大きさに書きます。
大切なのはスリット頭部分のカーブを描くレンガの加工、スリットの大きさ形をバランスよく決めてからレンガの加工寸法を計算し、
加工したレンガをべニアに書いた原寸大スリットに合わせて仕上がりを確認します。
カーブを描くレンガの加工が完成しました。
次は、横に組積するレンガをどうするか?
スリットの作り方には何種類かあり、可愛らしくまわりを囲う、
シックに頭の部分のみを加工する等、どのイメージが今回の現場に合うか?
可愛くする場合は下の図(左)のように塗装壁に造作するスリットの場合によく使いますが、
今回のレンガ組積の場合は下の図(右)頭の部分のみを台形加工した方がシックで雰囲気よく収まります。・・・雑な絵でスミマセン_(_^_)_
横に続くレンガを並べ、大きさイメージを再確認して作業開始です。
レンガの組積には、いろんなコツがあり壁全体を丸く積む時はレンガの長さに気を付けなければいけません。
基本サイズのまま積むとレンガの小端が突き出た不格好な仕上がりになってしまうので
大きさを切断調整して目地が上下繋がらないよ造作します。
この時レンガの大きさは揃えなくとも完成するとなかなか良い風合いの構造物になります。
ここで気を付けたいのは、レンガ加工は切断機を使用しますが切りっぱなしでは見た目もイマイチ!
この様な場合は角を削ってタンブル加工!こうすることでよりヴィンテージな風合いを表すことが出来ます。
スリット部分完成しました(^-^)
下の小物置台となる部分はレンガの方向を変えて積みます。
この時レンガの出幅もバランスが大切なんですよ。
残すはアクセントの丸みを帯びたレンガ積、もう少しで完成します。
一本一本丁寧に、どのようにすれば格好良くなるか、風合い良く見えるかに拘り
楽しんで外構、お庭づくりをしています。
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