新建ブログ
現場レポート
専用通路のReガーデン完成
2017.06.15
相模原市、町田市、八王子市を中心に住宅外構工事、エクステリア工事の設計施工専門店
(有)新建エクスプランニングの川端です。
門周りのReガーデンが完成しました。
住まわれてから20年以上経ったご自宅の駐車場、門周り、時間の経過とともに見た目、使い勝手と気になり始め
建物のReフォームに合わせて外構もきれいにしたいとご相談をいただきました。
樹脂舗装が施してあった駐車スペースは樹脂がはがれ暗い感じになっていて門周りも使い勝手がイマイチとのことでした。
最大の問題は雨が降ると敷地内に溜まる雨水の逃げ道がなくポンプでくみ上げていたそうです。
新しく作る構造物は汚れが落としやすいタイルを使ったデザインとしました。
専用通路となっているE様邸、建物全体は道路から見えず、その分アプローチが家の顔になっています。
そのアプローチが暗い感じだとすべてがくすんでしまうので、既存のコンクリートはすべて剥がし自然石乱貼りとタイルで明るい専用通路になるようにしました。
きれいに張られた乱張石の中にはアクセントとして同じ種類の正方形の石を混ぜてます。
この乱形石、ある程度面積がある場合うるさい感じになるので、いいアクセントになります。
石張り作業は、まず一枚一枚パズルのように並べていきます。
自然石なので形はそれぞれ違うため目地を合わせるように印をつけて・・・
ハンマーで少しづつ削っていくのです。
切断道具で切ってしまうと自然な感じでなくなるので根気のいる作業なんです。
ある程度作業が進行したら施主様とお立合い!構造物の大きさやポストの位置、製品の色を決めます。
こうすることで完成のイメージが明確となりお客様も私たちも安心して工事を進めることができるのです。
図面では表しきれないボリューム感、完成イメージはそれぞれ感性の違いがありますから工事中の確認、大切にしています。
作業中の一枚。
石張りやタイルなど仕上げに神経を使う作業が盛りだくさんです(^-^)
完成したメインとなる門袖です。
モザイクタイルが施されている部分と300角タイルの部分は凹凸に加工してメリハリをつけました。
一枚一枚寸法に合わせてカットされたタイル、見事な仕上がりです。
サブ門柱は奥行きを持たせメインの門袖とバランスが合うようにデザインしました。
凹凸のメリハリがしっかりと出ていてエッジのきいたきれいな門柱です。
花置台となる部分、丸みを帯びカーブになる部分はモザイクタイルを少しづつ切り詰めきれいなRにしています。
門袖に合わせステップになる部分も凹凸の加工を施しました。
あちこちに細かな技が要求される職人泣かせの門周り、説明に行くと担当職人の弘樹もこの表情です(笑)
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大型犬をかわいがっているE様、散歩の後に足をきれいに洗えるシャワー付きの立水栓を門袖に提案しました。今までは、蓋のある散水栓だったので使いづらく、あまり活用することがなかった外水道
その分新しい外水道は非常に使いやすいと喜んでいただきました。
冒頭に書きました最大の問題!敷地内の排水もアプローチタイルと隣地境界の間に10センチの側溝を作り水が駐車スペースに流れるようにしています。
きれいになった門周り・駐車スペースに喜んでいただきました。
E様ありがとうございました <m(__)m>
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