新建ブログ
現場レポート
浸透排水工事
2016.04.07
相模原市・町田市・八王子市を中心に『私達のアイデアで笑顔になれる庭つくり』をモットーに外構工事からお庭の悩み事、ガーデンルームまで地域密着の外構工事店(有)新建エクスプランニングで工事部長・プランナーを担当してます尾林です。春の季節過ごしやすくなってきました。まだ早いですが段々梅雨の時期にも近づいています、皆様のお庭土の状態はいかがですか?今回は隣地の壁から染み出る水対策をするためにお悩みを解決してきました。 雨が降ると隣の塀から水が染み出し、お施主様の庭の土がぐちゃぐちゃになってしまっていました。
そこで今回はポラコンU字溝を使用しての浸透排水工事を計画させて頂きました 。『ポラコンU字溝って何?』と思われてる方のために画像をこちらがポラコンU字溝になります。大きさはいろいろあるのですが、側面部分が本来のU字溝と違い荒目に仕上げてあるため、水が溜まらずに浸透していくようにできています。このポラコンU字溝を境界線上に設置することで隣地からの水を表層に染み出る前に下に浸透させるようにして行きます。
まずは鋤取りをし悪い土も一緒に取って行きます。硬い土壌だったのでスコップが使用できないところはピックでほぐしながら掘り進めて行きました。(とても大変です。) 次に規定の深さまで鋤取って作った路盤に浸透しやすくするために荒目の砂を敷いていきます。砂を敷きならした上に単粒砕石4号という石を一定の大きさに砕いた物を敷き床付けの完成です。その上にポラコンの設置をし上部はコンクリートの蓋を掛けて行きます。ポラコン側面部は荒目なので泥で目詰まりしないように透水式シートを敷いて行きます。 シートとポラコンの間にも単粒砕石を入れて浸透しやすいようにしていきます。
更に上から土を撒いていくので単粒砕石をシートでくるんで行きます。
ポラコンU字溝の両端近くに建物の浸透桝が設置してあるので、その部分にも塩ビ管の穴が開いている浸透式のものを浸透桝に接続し、そこも目詰まりお起こさないように単粒砕石と透水シートで施工して行きます。
あとは、埋め戻して完成です。後日、お施主様からのご連絡があり雨の日に水の染みだしが全くなくなったと、大変喜んで頂きました。同じような悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら、これからの雨季に備えご提案致します。是非一度ご相談ください。 工事部長 尾林