新建ブログ
現場レポート
駐車場コンクリート工事
2016.01.27
こんにちは、ばたやんです。
先日完成した面積の大きなコンクリート工事のレポートです。
外構工事で駐車場と言えば車両2台分、面積にしても30㎡位の大きさですが、今回依頼の工事は、母屋のある敷地内に新築した施主様、砂利が敷かれていましたが雨などの後のぬかるみを無くしたいと全面コンクリートを打設することになりました。
総面積にして約200㎡、ここまで広くなると施工の段取りも普段の仕事とは、変わってきます。
コンクリートとなる部分は重機を入れて土の掘削作業、コンクリートの厚み10センチプラス砂利の分10センチを足して深さ20センチ残土をすき取って処分します。
その後、砂利を敷き詰め転圧、締固め作業ですがいつもの振動転圧機では時間が掛かり過ぎるのと平均に転圧することが出来ないので今回は、鉄輪ローラー(重さ1t)しっかりと締固めました。
コンクリートには、伸縮があるのでスリットなどを入れてクラック防止をするのは良く聞く話だと思います。
レンガのラインを入れたり10センチほどの隙間を空けて植物(タマリュウ等)を植える植栽スリットなどがありますが今回はエラスタイトという目地材を使用しました。
5メートルくらいの感覚でコンクリート仕上がり天端に合わせて設置していきます。
こうすることでクラックを防止することはもちろん、コンクリートの平坦性も格段と向上させることが出来ます。
シャッター物置のシャッターの開閉部分もコンクリートを隙間なくまっすぐに仕上げる様目地材を設置しました。
カーポートの雨樋の水が出てくる部分には、排水升を設置、こうすることでコンクリートの上を水の通り跡が付くことなく綺麗さを保つことが出来るんです。
コンクリート打設当日、これだけの面積になると人開戦術でコンクリートを運んだのではセメントと骨材が分離して製品の質が悪くなるのでポンプ車で圧送しながら打設していきます。
道路を使用してのコンクリート打設工事、一般車両の通りにも配慮して交通整理に年長の工藤さんが張り切ってました(オーライオーライヽ(^。^)ノ)
ワイヤーメッシュ(鉄筋)もコンクリートの厚みの中心となるように一枚一枚持ち上げて強度のあるコンクリートに仕上げます。
コンクリートを仕上げるにもこれだけ面積があると弊社の職人達では人出不足なので左官職人(土間屋)と呼ばれる職人さん達にも応援してもらいました。
コンクリート表面の仕上げは、刷毛引き仕上げという表面をザラザラに仕上げましたが、ずうっと現場で見ているわけもいかず仕上げている時の撮影が出来ませんでした。
他にも金鏝仕上げや、洗い出し仕上げ、スタンプコンクリートなど様々なコンクリートの仕上げ方がありますので、仕上げ部分のレポート!しっかりとまとめて投稿しようと考えています。
雪溶け水が溜まることなく綺麗にな仕上がりに喜んで頂きました。
I様有難うございました<m(__)m>
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