新建ブログ
現場レポート
ブロック工事から擁壁工事まで!
2019.04.10
相模原市、町田市、八王子市を中心に住宅外構工事・エクステリアの設計施工専門店
(有)新建エクスプランニングの川端です。
外構屋さんと言うとブロックやレンガを組積したり、フェンスの取り付け
駐車場のコンクリートを均す会社と思っている人が多いいと思います。
弊社も外構工事専門店なのでコンクリートブロックは毎日のように組積しています。
最近はある程度高さのある塀をコンクリートブロックで造るというと
大阪でのブロック倒壊という事故からは、ブロック塀は怖いという人も多く
強度的な質問をよく受けるようになりました。
答えは、しっかりと規定に沿った施工をしていれば問題はありません。
しかし、コンクリートブロックでは強度的に問題がある場合は、ブロック組積ではなくコンクリート擁壁を造作しています。
今回は、コンクリート擁壁造作の流れを書いてみました。
弊社では擁壁構造物も自社の技術力で施工します。
まずは、擁壁強度の要となる鉄筋組立から。
コンパネ(ベニヤ板)を電気ノコギリやハンマーを使い、大工さんに変身です(*^^*)
加工したコンパネを組み付けて型枠を組み立ててます。
型枠組み立てが完成しましたが、この状態ではコンクリートの重さに耐えきれず型枠が壊れます。
しっかりとした製品が完成するよう、ここからが腕の見せ所です。
単管パイプを使い支保工を組み立て、生コンの重さに耐える頑丈な型枠が完成しました。
製品となるコンクリートの流し込みです。
生コン打設に今回はホッパーを使用しました。
ホッパーとは・・
大型の漏斗(ろうと)のような形状で、取っ手を動かすことによって下の部分が開閉でき
そして・・設計の強度になるまで養生を置き、型枠を解体したら擁壁の完成です。
今回は、仕上げにレンガタイルを貼るので下地仕上げの擁壁です。
打ちっぱなし施工の場合は、専用のコンパネを使い光沢のある仕上がりにします。
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