新建ブログ
現場レポート
スライド門扉(クローズ外構)
2018.10.11
相模原市、八王子市、町田市を中心に住宅外構工事・エクステリアの設計・施工専門店
(有)新建エクスプランニングの川端です。
クローズ外構新着施工現場報告です。
2世帯住宅建設のK様より、しっかりと囲まれた外構プランのご依頼を頂きました。
クローズと言ったら門扉を取り付け、駐車スペース前もゲートで囲うことになります。
まずは門扉、アプローチに十分なスペースの確保が難しいので引き戸を使うプランにしました。
そして駐車スペースは、伸縮門扉を設置の方向で考えましたが何かと問題があります。
伸縮門扉にはキャスター付きと無しの種類がありますが、キャスター付きの場合は
舗装面がなるべく平らでないと設置が難しいのです。
K様邸の場合、道路側溝が切り下げタイプから普通タイプに変換する場所があり、
10センチ程斜めになってしまうのでキャスターなしを考えました。
しかし、開け閉めに思いのほか力が必要となります。
考えた結果、現場合わせで上手く仕上がるように小技の利かした外構工事となりました。
完成イメージのパースです。
当たり前のことですが、パースと寸分の違いもなしで完成しました(*^^*)
クローズにするためチョイスした引き戸は、LIXILのアウタースライド!
この引き戸、アウターと名の通り引き戸本体が構造物の外側を開閉します。
その分内側が広く使えるので日本の住宅事情、狭小スペースにはお勧めな商品(*^^)v
引き戸をオープンにした状態です!
ポールの前をギリギリにスライドします。
吊元となる柱はデザインポール設置位置と変わらないので、その分広くなります。
足元もばたつかないようにガイドレールがありますが、凹凸がなくバリアフリーです。
家の両サイドにある駐車スペース!
角地用の伸縮門扉!
道路のL字ブロックが、段差3センチから10センチに変わる場所なので、高い方に合わせると
車庫に入るとき段差が出来てしまい、低い方に合わせるとアプローチに繋がる部分がうまくいきません(>_<)
そこで低いL字ブロックを基準として、伸縮門扉のキャスターが通る場所だけ縁石を使い段差をつけて
駐車スペース、アプローチ通路、伸縮門扉の全てを帳尻合うようにしました。
門周り、駐車スペースとしっかりクローズされ外周ブロックにもプライバシー保護の目隠しフェンスを施し完成しました。
クローズ外構は、ただ門扉やゲートをつけるだけでなく
その場所に合うよう様々な提案、アイデア、技術が不可欠となります。
アフターもしっかりとフォローさせて頂きますので今後もよろしくお願いします。
庭づくり・庭あそび!
私達のアイデアで笑顔になれる庭づくり!
I dea(アイデア)beam(笑顔)garden(庭つくり)アイビーガーデン 新建エクスプランニング