ホーム > 新建ブログ > 工事部 尾林 > フェンス下ブロック破損(;’∀’)

新建ブログ

工事部 尾林

フェンス下ブロック破損(;’∀’)

2018.05.17

こんにちは、

新建エクスプランニング

尾林です。

 

今回はプラン作図の為に、

高低差や既存の構造物を調査するために現場に行って写真を

撮っていた時のこと。

IMG_9552

 

 

ふと、既存ブロックの高さを図ろうとしたら・・・

 

 

IMG_9555

ブロックが造成時の新設時にも関わらずひび割れてます!!

何か重機や車両でもぶつけたのかな?

と思ったのですが・・・

IMG_9554

 

IMG_9553他の所も同じように割れてたのです!!

 

これは何が原因なのか気になるところ(゜o゜)

昔に違う業者が施工した時に同じような事が起きたのを

弊社で補修したことがあるのですが、

その時どのように施工してたのかをお施主様が見ていて

その施工方法について話を聞いた事がありました。

通常の施工方法はフェンスの柱部分にモルタル

(砂・セメント・水を混錬したもの)を入れて固めるのですが。

 

ブロックが割れてしまった時の施工方法は、

水は加えない砂とセメントの空練りを

アルミ柱を建てる穴に入れ柱を挿してから

急結作用のある液体の薬品を水の代わりに注ぎ入れて

その後、上部3㎝程度にモルタルを入れて仕上げたら

割れてしまったんだそうです(;’∀’)

 

ん~・・・なぜでしょう(;´・ω・)

急結材を販売しているメーカーさんが

その答えを回答していました、

アルミ柱またはアルミの成分を含んでいる棒を使用して

空練りを突き固めてから急結材を使用してしまうと

アルミ成分と空練りが科学反応して膨張を起こし、

その後内側から破壊してしまうそうです( ゚Д゚)!

 

これは勉強になったと同時に、

弊社でも絶対に施工しないように気を付けますm(__)m

 

尾林