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事務スタッフ 家崎

3.11から10年

2021.03.12

東日本大震災から昨日で10年が経ちました。

あの頃、わたしは飲食系の仕事をしていました。

私は仕事が少し早く終わり、食事を頂こうと食器を手にした時です。

グラグラっと揺れ出し、なかなかおさまらず、揺れはどんどん大きくなります。

いよいよここにいたら危ないということで従業員皆と外に避難しました。

駐車場に集まり待機していた時、2度目の大きな揺れが起き

建物の2階部分のレンガが波打つように揺れ、瓦が落ち、車がビービー鳴っている状況、あの光景は今でも忘れられません。

1時間ほど待機をして帰宅を促され、家に着くと電気が点かない状況

実家の方は停電してなかったので実家に避難し翌朝家に帰りました。

八王子でも立っていられない揺れに、たびたび鳴る緊急地震速報、

携帯電話の速報アラームが鳴るたびに怖い思いをしました。

震源地から程遠いい場所でもこれだけの思いをしたのですから、

東北地方の方々はどれほどの思いをされたか、心が痛む思いです。

 

私には福島生まれの知人がいます。

原発からほど近い所に住んでいたそうで、家は無事でも避難生活を余儀なくされたそうです。

震災から10年たった今も、旦那さんだけ仕事の都合で福島の自宅に残り、

知人と子供たちは、自身の実家がある山形で今も避難生活を続けています。

子供の学校の事もありますし、いろいろ悩んで選んだ決断だそうです。

これは一握りの話にすぎません。

私たちの知らないことが沢山あります。

いまだ行方不明の方もたくさんいらっしゃる中、先日ご遺体が発見されたニュースを見て、

あの時はまだ小学生だった娘と、震災の日を振り返り会話をしました。

ついこの間も大きな地震がありました。

明日は我が身、地震のみならず台風などの災害に備えないといけないですね。

今一度、ご家族で避難についてや備えについて、再確認をしてみてください。