新建ブログ
ご提案レポート
カーポート・テラス屋根の雪対策!
2018.11.01
相模原市、八王子市町田市を中心に住宅外構工事・エクステリアの設計・施工の専門店
(有)新建エクスプランニングの川端です。
あっという間に11月になりました。あと少しすると冬の到来です。
今年の冬は暖冬?そんなニュースを見ましたが・・・
何か災害が起きると、50年に一度の想定外な出来事!
この言葉をよく耳にするようになったような気がするのは私だけでしょうか?
冬の災害と言ったら大雪!
雪も20センチ積もれば交通は遮断され、30センチ以上だと何かと被害が出てきます。
何年か前の大雪では、カーポートやテラス屋根の倒壊が相次ぎ
弊社も原状復帰するためカーポートの解体に走り回りました。
原因は雪が朝方には雨になり・・・要は重さに耐えることが出来なかったのです。
冬前と言うことで、様々な雪の対策が必要だと思いますが、
今回は弊社で取り扱っているカーポートやテラス屋根の雪対策を書いてみました。
何もしないより支える柱がある方が強度は増します。 しかし・・・柱の根元から折れてしまうような雪の重さではどうでしょう?
この商品は伸縮タイプですから、荷重が掛った場合どこまで持ちこたえるか?
新建エクスプランニングでお勧めしている雪害対策は、
以前にも投稿していますが、パイプとジャッキを使ったやり方です。
梁をしっかり支えているので何とか持ちこたえていますが・・・
凄い荷重が掛っているのが写メでもわかると思います。
この状態で補助柱を外したら・・間違いなく潰れます。((+_+))
それではこの補助柱の作成方法です。
①ホームセンターで販売している単管パイプを2本用意します。
※1 用意する前に必ずカーポートの梁下からコンクリートまでの高さを図って下さい!
※2 駐車場コンクリートには水勾配がありますから前後の高さを確認してください!
※3 計った高さ(長さ)より15~20センチほど短い長さのものが必要です
ホームセンターによっては、切断加工してくれたり加工する場所があります。
②単管パイプ用のジャッキを二つとプレートを二つ用意すれば後はカーポートに組み付けるだけで完成です。
写真のように単管パイプの上下にジャッキとプレートを設置!
ジャッキを下にしてカーポートの梁の所に倒れないようにジャッキのネジを巻いてきつくなったらOK
この時あまりきつ過ぎると屋根が壊れる恐れがあります。
かといってゆる過ぎると倒れて車にキズがついてしまうなんて事もΣ(゚Д゚)
程ほどにしっかりと利かせておけば安心です。
これで完成です。※ポイント:しっかりと梁の中心に取り付けましょう。
写真は2台用のカーポートですが1台用、3台用にも梁部分に同じように補助柱を設置できます。
3台用の場合は補助柱の本数を増やした方がよさそうですが・・・
テラス屋根には梁がないタイプがあります。
その場合は角材などで仮の梁を掛けて同じような要領で補助柱を入れると強度が増します。
梁は重要ですから9センチくらい太い角材が良いでしょう(*^^*)
今回紹介した補助柱を使った雪害対策はカーポートやテラス屋根に積もったある程度の荷重は耐えることが出来ますが
家の屋根に積もった雪が落ちてき場合の衝撃には耐えれません。
仮の柱を設置するだけですので、積雪が多過ぎると屋根自体が倒壊する恐れや柱自体が曲がるなんてことも考えられます。
大雪の日は雪下ろしもした方がよいでしょう。
カーポート専用の雪下ろし棒(スノーワイパー)という商品もあるんですよ。
しっかりとした強度のあるカーポートやテラスをご希望の場合は耐積雪仕様の商品がお勧めです。
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