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和の植物はイケてない?(斑入りの植物)

2025.04.07

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相模原市、町田市、八王子市を中心としたエクステリアとお庭の専門店
有限会社新建エクスプランニングの林です。

斑入り植物とは、葉や花に2色以上の色が混ざった植物で、葉の緑が一部薄くなったり白色化したものをいいます

斑入り植物は、江戸時代に栄えた園芸文化では重要なアイテムでした。

当時の人々は、様々な斑入り植物を栽培し、その美しさを競い合っていたそうです。

そんな昔から日本では斑入り植物を愛でる文化があったにもかかわらず、主に鉢植えや盆栽で愛でられていたからか、庭に植えられる植物となると、斑の入った鮮やかな植物は、あまりありませんでした。

確かに、庭に植えるとなると全体の統一感を意識しますし、日本の庭においては、斑入り植物は鮮やか過ぎたのかもしれませんね。

何てことない植物でも斑入りになると、ちょっとだけ垢ぬける感じがします。

田舎の坊や→シティボーイ、的な(´ー`)

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↑同じ植物ですよ。

同じく江戸時代の園芸文化において葉の色違いで「銅葉」があります。

こちらは、「カラス葉」と言われていますね。←「カラス」はあの鳥の「カラス」です。

黒い色からきているのでしょう。

個人的には「銅葉」と言うより「カラス葉」と言った方が好みかもしれません(^-^)

葉色の多くは「銅」色ですけれどね。

そんな色々な色がある植物を総じて「カラーリーフプランツ」なんて言いますが、まさにこの表現はシティーボーイ的(。-`ω-)

 

↑なんでこんなに「シティーボーイ」を使うかって?

それはこの間、兄弟との思い出話で、次兄が高校生の頃、家に帰ってきたら家にいた母の友達から、次兄を見て

「シティーボーイに育ったわね~!!」

と言われたことを話していたからです…

ロン毛な高校生だった兄は、母の友人からしてみたら「シティーボーイ」だったんですね(^_^;)

そして、そんな風に兄を褒めて?いた母の友人は、今の私ぐらいの歳だったのだなーと思うと、今の私は友人の子供に、うかつな表現はできないと身に染みたからなんです…

 

と、全く違う話になってしまいましたが、植物の葉の色や形は日々新しい品種が出ています。

昔からある植物でも、葉色が違ったり、形が違ったりして生き残っているし、第一線で庭や寄せ植えに使われているんですよ。

お花屋さんやホームセンタ―などで気になった植物、横文字で名前の着いている植物でも、調べてみると昔から日本で使われてきている植物だったりするかもしれません。